正確に素早くスムーズに、データ交換を実現するASTERIA Warp。取引先で「対応できません」と答える恐怖心から解放されました
同社には多岐に渡る取引先から、CSVやXML、メールやFAX、あるいはFTPなど、多様なファイル形式や通信手順で情報が送られてきます。個々に対応すると大変ですが、ASTERIA Warpが吸収して変換をかけ、基幹システムに返送するため、個別にソフトウェアを用意したり、環境を整える必要がありません。
「以前は客先で、データ交換できるかできないかという話から入っていましたが、いまはASTERIA Warpがあると思うと、変換できないと言わなくて済みます。客先へ赴く姿勢が変わり、データ交換の話をするときの恐怖感がなくなったのは大きいですよ」と情報システム本部の福井竹哉主任。ASTERIA WarpをEDIとして活用し始めてほぼ2年、汎用性の高さで取引先数を着実に伸ばしています。
データ交換には通常、通信ソフト、トランスレーター、プリントツールが必要で、それぞれを連携させて管理しなければなりません。ASTERIA Warpなら一つでこなすため、一元管理できます。初期投資も少なく、開発工期も短縮でき、コストが大幅に抑えられます。
また、基幹システムはEメールやインターネットとの連携が弱いので、ASTERIA WarpにはEメールで送受信したり、エラーなどを通知できる機能があるのもメリットです。
ホストコンピュータの確実性とASTERIA Warpのスピード感が融合し、取引先とのデータのやりとりも正確かつ迅速になり、双方の生産性も向上しました。
特定の言語スキルを要せず、操作が簡単で、教育期間もあまりかからないため、ASTERIA Warp開発担当の田代泰子さんも、入社2年目でスペシャリストです。「お客さまの要望に、できませんと答えた記憶がありません。分からないときは、パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社(以下、パナソニックIS)にご相談すると、できるかできないかという答えだけではなく、できなければ代案を出してくださったり、一緒に考えていただけるので助かります」とパナソニックISの対応についても満足頂いています。
取引先とのEDI以外に社内利用も模索中です。ASTERIA Warpを活用すれば、事業所に基幹システムのクライアントサーバを置かず、EメールでPDFの作業票などを送って指示するPCだけあれば事足ります。コスト削減のほか、基幹システムへの不要なアクセスを防ぎ、セキュリティ強化にもつながるでしょう。いずれは出向先、在宅勤務にも広げることを考えています。