ASTERIA Warpを導入
短期間で情報一元化実現と業務効率化や迅速な戦略立案

パナホーム株式会社様(以下、パナホーム)は、業務プロセスの見直し・効率化やお客さまへの対応改善などの経営体質強化を目的に、2011年から住宅請負事業を扱うシステムの刷新に着手しました。多様なシステム間の情報連携、柔軟な帳票の作成などを迅速に構築する仕組みとして、ノンプログラミングEAIツール「ASTERIA Warp」が活用されています。
課題
  • 住宅建築の営業から着工、アフターフォローまでを一元的に管理したい

  • 業務を止めずに、順次一元化を進めたい

解決
  • 短期間で情報の一元化を実現、お客さまに迅速な対応ができるようになった

  • 情報の連携・分析が進み、業務の効率化や迅速な戦略立案が可能となった

“スマートシティ”や“スマート・マンション”を展開する街づくり事業、大型リフォームや買取再販を推進するストック事業、アジア地域での海外事業など、新たな価値の創造を続けるパナホーム。

一方で、「創業以来メインで進めてきた新築請負事業は、業界として成熟段階に入っている」と語るのは、パナホーム 情報企画部 設計プロセス改革グループ チーフマネージャーの溝渕 啓二氏です。「今後は、世帯数の減少も見込まれ、新築住宅需要の先行きは楽観できない状況です。そのため、業務効率化やコストバランスの見直し、顧客対応力強化など、経営体質の強化に繋がる施策が求められていました」と話します。
パナホーム株式会社
情報企画部 設計プロセス改革グループ チーフマネージャー
溝渕 啓二 氏

システムが複数存在し、情報の確認・入力に問題

住宅の建設や改築では、一軒の家に対して、営業・設計・建設・アフターフォローと異なる職能(役割)が関わります。「以前はこれら職能別にシステムが作られており、データベースもバラバラでした」と溝渕氏は言います。

また、パナホーム 情報企画部 CRMシステム開発グループ チーフマネージャーの田口 仁啓氏は、「部門を横断した情報連携がうまく行えず、お客さまのご要望が建設担当者等にシステム上ですぐに共有できないということもありました」と、その問題点を語ります。

さらに、「お客さまの建物情報をそれぞれのシステムに入力しなければならないなど、非効率も発生していました」(田口氏)と業務上の問題もあったと言います。
パナホーム株式会社
情報企画部 CRMシステム開発グループ チーフマネージャー
田口 仁啓 氏

システム導入で業務は止められない

このような課題を解決するため、SIパートナーのパナソニック インフォメーションシステムズ株式会社と検討を行い、情報の一元化を図る新たなシステムの企画・構想が持ち上がりましたが、課題となったのは、その導入方法です。田口氏は、「すべてのデータを一度に移行し、システムを切り替えるにはシステムを止めなくてはなりません。業務の流れを止めず、既存のシステムを順次新たな仕組みに吸収しながら、データの一元化を進める必要がありました」と語ります。そのために、新たなシステムの構築に合わせて、それぞれのデータベースの情報を柔軟に連携することは必須の要件でした。

複雑な大規模システムの切り替えが、わずか2年で完了
~ASTERIA Warpの柔軟さ、開発のしやすさが期間の短縮に貢献~

職能別の各システムは2011年から約2年間で切り替えが進み、データベース情報の一元化が実現されました。既存システムを含む複雑な切り替えや連携がこのような短期間で実現できた背景には、EAIツール“ASTERIA WARP”があります。ノンプログラミングによるコーディングや、柔軟で豊富な加工・連携機能が、開発工数の削減やテストの効率化に繋がり、開発期間の短縮に貢献したのです。

情報の一元化がお客さま満足度向上に
~ASTERIA Warpによるタイムリーな情報連携がポータルを支える~

またパナホームは、データベース情報の一元化と同時に、職能別ポータルに情報を抽出し表示する仕組みを構築しました。溝渕氏は「お客さまとの打ち合わせ内容などが、他の職能にも確実に伝わる点が大きなメリット」とその手ごたえを語ります。これにより、お客さま対応の精度やスピードが改善し、お客さま満足度の向上に繋がりました。

さらに、設計者が書き上げた図面を営業社員が外出先からタブレットですぐに確認できる、というような職能を超えた情報共有が一気に進みました。もちろんそれらの情報を常に最新の状態に保つのが、ASTERIA Warpの連携機能です。

データ分析や、さらなる用途への活用も
~データの抽出や加工もASTERIA Warpなら簡単に実現~

加えて、一元化された情報は分析にも活用されています。分析しやすい形にASTERIA Warpで加工され、BIツールに連携されます。田口氏は「ボタン一つで全国共通形式の帳票が作成できるので、業務の効率化のみならず、“見える化”による迅速な戦略の立案に繋がっています」とその効果を挙げます。

このように、ASTERIA Warpを活用した業務基盤を作り上げたパナホーム。今後について溝渕氏は、「資材メーカーなど社外とのやり取りに活かして業務の効率化を進めたり、エネルギー使用状況の分析による省エネ提案など、新たなビジネス開拓にも活用したい」と、その展望を語りました。

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当社担当からひとこと

渡部 進也
今回、パナホーム様向けのシステムでは、およそ250本のASTERIA Warpフローが動いています。データ連携のバッチや業務用帳票の作成に活用することで、すべてスクラッチで開発する場合と比べ、大幅なコスト削減と、それに伴う期間短縮が図れたと考えています。しかし、すべてをASTERIA Warpで開発するのではなく、よりスムーズな連携を実現するために、Javaなどと組み合わせる工夫も行いました。例えば、ASTERIA Warpでは処理に時間のかかるロジックはJavaで行ったり、同時実行数を超える処理にはキュー機能を構築することで制御したりといったことです。これによりASTERIA Warpの有効性をより高め、パナホーム様に快適に使っていただける最適の環境ができたと思います。
取材︓2014年12月4日 
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