システム導入を機にASTERIA Warpの活用を見直し
――以前から使っていたASTERIA Warpの活用方法と、活用の見直しした経緯を教えてください。
松浦氏 もともと、スクラッチで構築した基幹システムとExcelのデータ連携を行うために、7~8年前にASTERIA Warpを導入しました。導入当初は内製でデータ連携を行っていましたが、その後、基幹業務システムをリプレースすることを機に、ASTERIA Warpの活用機会が減少。さらに、運用・保守・メンテナンスコストの削減のため、社内システムをオンプレミスからクラウドへ移行を進めており、人的リソースの最適化と業務効率化のためにBPO(Business Process Outsourcing)へ業務スタイルを移行したことで、ASTERIA Warpを使う機会はほぼなくなっていました。
改めてASTERIA Warpの活用を見直すきっかけとなったのは、工事現場の従業員が使う経費精算システムとして、SAP Concurを導入することになった時でした。SAP Concurを使うには、すでに導入していたOBIC7クラウドソリューションとの連携が必須。さらに、別で開発を進めていたSalesforceもOBIC7とつなげることを考えていました。
こうした状況を踏まえ、ASTERIA Warpを改めて必要となり、2023年に再び活用することを決めました。
日特建設株式会社 管理本部 情報システム部 次長 松浦 宏尚 氏