今回ご紹介するナイス株式会社様(以下ナイス様)は、1950年戦後復興における旺盛な木材需要に応えるため、横浜市鶴見区で関東初となる木材の市売り(競りによる入札取引)を導入し、首都圏の木材業界の流通革命に寄与した会社です。現在では住まい全般へと事業領域を拡大し、資材流通とともに住宅の供給を事業の柱としています。
2,400億円の売上高のうち資材部門(住宅関連資材の仕入販売)の売上が75%を超えるナイス様では、毎日の仕入先への発注・納期確認、顧客注文への納期回答業務が膨大で、その業務だけで全60営業所月間合計12万件ものファクス送信作業がありました。
このファクス送信をなんとか自動化して、その時間をお客さま対応にあてたいというのが以前からの大きな課題でした。
解決策として通信コストも考慮し、インターネットファクスの利用を検討したこともありました。しかし、「基幹業務がホストなので、うまく連携できるソリューションが見つからなかった」と、IT推進部の岡本課長様は言います。