二要素認証でリモートアクセスがより使いやすいしくみに
自宅などからのリモートアクセスは、ワンタイムパスワードによる二要素認証を使うことで、安全性を高めながらより使いやすいしくみになりました。単純なIDとパスワードだけでなく、数字を組み合わせたパスワードを追加することで、セキュリティを高めたアクセスを実現しています。
「富士見市は一級河川に囲まれていることから、長年、水害対策に取り組んでいます。近年は、校舎や体育館の耐震補強工事を積極的に進めてきました。災害が発生し、教職員が出勤できない場合も、リモートアクセスがあれば自宅や別の学校から自分のPC環境を利用できます。さらにサーバの設置場所も学校から堅牢なデータセンターへと移設したため、データ消失や盗難のリスクが軽減し、BCP対策をより一層盤石なものにできました」(馬場氏)。
システム構成図