CBTと講義、どちらにも使える教室へ
そこで同大学は、使用頻度の少ない実習室をCBT用の試験会場に作り替えることを決定。通常の講義での活用も見据え、CBT向けにも講義向けにも環境構築できるネットブートPCシステムを導入することとしたのです。歯学部総合教育部部長・教授の二瓶智太郎氏は次のように語ります。
「毎年PCのレンタル費用が発生していたことに加え、短期大学部のPC教室がリプレース時期を迎えていたため、試験会場としてだけでなく講義にも活用できる大教室を作ればよいのでは、という考えから今回の刷新に踏み切りました。ファシリティ面は机の幅や配置、机と机との間隔など、CBTの厳格な実施規定を満たすよう考えて設計しました」。
検討の結果、同大学の学習支援システム(LMS)を長年担当しており、歯学部・医学部・薬学部のすべてにCBT向けネットブートPCシステムの導入実績を持つパナソニックISのご提案した「OSV」が採用されました。