新入社員でもノーコードでRPAを開発できることに興味を抱く
――ロボオペレータの導入理由をお聞かせください。
林氏 2019年、まずは著名なRPAツールを選定し社内に導入しました。10名ほどのメンバーからなるRPA研究会を立ち上げ、1年間ほどかけて検証を行いました。結果、コーディングのスキルが不可欠という結論に達し、このRPAツールの継続利用は断念しました。RPAを作成できるのはコーディングのスキルを身につけた人だけとなると、業務は属人化してしまいます。高機能なRPAツールでしたが、お客様に紹介しにくいというのが正直なところでした。
そんなとき、数年前から当社の運用サービスを利用いただいているパナソニックISから、ノーコードでロボットを開発できるRPAツール、ロボオペレータを紹介してもらいました。当時はノーコード開発というのが珍しく、我々も興味を抱きました。そこでまずは、私と新卒の安藤と二人でロボオペレータの使い勝手や機能性など検証することにしました。
――安藤様はどのようにしてスキルを習得されたのでしょうか。
安藤氏 まず、ロボオペレータは直感的に操作できるため、すぐに慣れることができました。分かりやすいマニュアルもありましたから、新人でも操作できます。RPA作成のスキルは、付属のトレーニング資料に記載されている練習問題にトライすることで、徐々に上がっていったと思います。分からないところは、パナソニックISのサポートに助けていただきました。メールで問い合わせを行うと、1日以内には回答がいただけます。迅速かつ丁寧なサポートには本当に感謝しています。
株式会社日本テクノス ソリューション事業本部 アウトソーシング事業部 安藤 優夏 氏