1台の管理サーバでPC3万台もの分析・監視を実現
「OKIでは数年前からプライバシーマークの取得※1をめざした取り組みを進めており、その一環として、セキュリティソフトを活用した情報セキュリティの強化を検討し始めたのです」と、情報企画部の原田担当部長は語ります。 情報セキュリティを強化していくにあたり、OKI様では、万が一情報漏えい事故が発生した場合の流出経路を独自にパターン化。すると、約800ものケースが想定できたのだそうです。
「そのひとつひとつについて、防ぐ手段を決めていきました。そのなかで、セキュリティソフトに期待した役割は、USBメモリなどの情報記憶媒体を用いた情報流出事故の防止です」と原田担当部長。
導入にあたって数種類の製品を比較検討し、DGを選択したOKI様。
決め手は、集中管理が可能である点とコストだったと原田担当部長は言います。「当時、1台の管理サーバでOKIグループ3万台もの端末を監視・分析できるツールは、DGしかありませんでした※2。また、OKIグループのシステム構築・運用を担当するグループ会社・沖電気ネットワークインテグレーション株式会社で、グループ内のインフラ運用管理に携わっているのは10数名。他の業務もあるなかで、監視に多くのリソースを投入することは避けたかったのです」
OKI様では、2006年の10月から設計に入り、2007年の1月から9月にかけて国内のグループ企業に対しDGを導入したのです。
※1:2007年4月取得
※2:2006年当時