MetaForceを導入
業務効率化と販売管理基盤としての活用

・サーバ管理と処理時間の大幅な短縮で業務の効率化に貢献
・早く正確な情報・商品提供ができる販売管理基盤として活用

2014年1月に、サーバを自社で管理するMetaForce(オンプレミス型)から、MetaForce(クラウド型)に移行。受発注・在庫管理・売上管理の機能を業務で利用されています。移行の背景や使い勝手の変化、今後の展望などをおうかがいしました。

システムのカスタマイズは限界! 電材卸業向けの「MetaForce」を導入

矢野電産株式会社様では2007年まで、複数業種を対象とする販売管理 パッケージシステムをカスタマイズして使用していました。そのパッケージシステムからMetaForceに切り替えた理由として、矢野電産株式会社 代表取締役社長の矢野哲也氏は、「一般の販売管理パッケージシステムのカスタマイズには限界を感じていました。機能や業務の進め方など、どこかで無理が生じます。そのため、電材卸業用に作られたパッケージを導入したいと考えていました」と語ります。
矢野電産株式会社
代表取締役社長
矢野 哲也 氏

サーバ運用の脱却に向けてクラウド版への切り替えを決断

MetaForceの導入から7年、システムの機能は問題がなかったものの、いくつか課題が出ていたと矢野氏は語ります。「一番大きな課題は、自社で管理していたサーバ運用の問題です。運用担当の専任者は置けないので、日々のバックアップ処理や機器トラブル対応などをなるべく減らしたいと考えていました。」実際に運用を行っている矢野電産株式会社の阿部めぐみ氏も、「バックアップ装置やハードディスクなど、トラブルによりシステムが使えず業務に影響が出ることもありました」と振り返ります。この課題を解決する方法として、クラウド版への切り替えを決断されました。

日々の処理速度が大幅に向上し、業務の効率化も実現

クラウド版の導入による変化について、阿部氏は「サーバのメンテナンスやバックアップが不要になったことで、毎日のテープ交換や毎週のテープ装置のクリーニングが不要となり、運用はかなり楽になりました」と語ります。それだけでなく、「処理速度の向上は期待以上のものがあった」(阿部氏)と言います。月に延べ2時間以上かかっていた売上請求処理が40分強に短縮されるなど、全体の業務で月の処理時間が約4分の1に短縮できたとのことです。動作についても阿部氏は、「ネットワークを経由したシステムですが、画面の表示や処理も以前と変わりません」と語り、クラウド版の導入に手ごたえを感じておられる様子でした。

さらに早さと正確さをITで追求、お客さまに貢献へ

今後の展望として、矢野氏は『お客さまへの早く正確な情報提供の推進』と、『シンプルな営業活動の実現』の2点を挙げられます。「POS・バーコードによる管理のシステム化を検討しています。新鮮で精度の高い情報をタブレットで照会できれば、営業先でもお客さまのご要望に即応できますし、その場で情報の打ち込みを行えば、商品提供の迅速化と業務の効率化にも繋がります。クラウド版の導入を最大限に活用する取り組みを進めていきたいと考えています」(矢野氏)と期待を示されました。

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取材︓2014年5月15日 
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