“コンソーシアム方式”のGRANDITで業務標準化を狙う
ERP導入で重要となる「FIT & GAP」※ですが、サンライズではシステムに業務を合わせる「ノン・カスタマイズ」を基本方針としました。
「GRANDITは複数社がそれぞれのノウハウを持ち寄る“コンソーシアム方式”で開発されているので、世間一般のスタンダードな考え方が反映されていると考えました。これに従えば業務の標準化につながるだろうと。ただしシステムが原因でお客さまにご迷惑を掛けることは決してあってはなりませんので、必要な箇所にはカスタマイズを施すことにしました」(瀬川氏)。
こうして同業種・同規模企業への導入実績があったパナソニック インフォメーションシステムズ(以下、パナソニックIS)へ構築をお任せいただき、2014年2月7日に導入プロジェクトがキックオフしたのです。
※FIT & GAP:導入企業のビジネスプランやニーズと、システムの機能性がどれだけ適合(フィット)し、どれだけ乖離(ギャップ)が生じるかを分析すること。