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Salesforceと基幹システムを連携するメリットは?おすすめの連携方法もご紹介

基幹システムは、在庫管理・販売管理・会計など、企業の根幹を成す業務を管理するためのツールです。営業活動にとって重要なデータが含まれている基幹システムをSalesforce(セールスフォース)と連携することで、顧客に関するデータの一元管理や、より詳細なデータ分析が可能になります。

しかし、Salesforceと基幹システムを連携した際の効果や、具体的な連携方法がイメージできないことを課題に感じている方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、Salesforceと基幹システムを連携するメリットや具体的な方法を解説します。

目次[非表示]

  1. 1.Salesforceと基幹システムを連携するメリット
    1. 1.1.入力業務の効率化につながる
    2. 1.2.必要な情報をすぐに確認できる
    3. 1.3.情報の有効活用による顧客戦略が立てられる
  2. 2.Salesforceと基幹システムを連携する方法
    1. 2.1.方法1. Data Loader(データローダ)の活用
    2. 2.2.方法2. Web APIの開発
    3. 2.3.方法3. データ連携ツールの活用
  3. 3.Salesforceと基幹システムの連携ならデータ連携ツールを活用しよう
    1. 3.1.データ連携ツールの特長・メリット
      1. 3.1.1.専門技術がない方でも操作ができる
      2. 3.1.2.大容量データの連携も可能
      3. 3.1.3.200社のSalesforce連携で利用されている実績のあるツール
    2. 3.2.活用事例
      1. 3.2.1.事例①サーバー間連携の標準化により煩雑化の課題を解消
      2. 3.2.2.事例②Salesforceと基幹システムの双方向連携を実現
  4. 4.「ASTERIA Warp」でスムーズなシステム連携を実現



Salesforceと基幹システムを連携するメリット

Salesforceと基幹システムを連携すると、次のようなメリットが生まれます。

  • 入力業務の効率化につながる
  • 必要な情報をすぐに確認できる
  • 情報の有効活用による顧客戦略が立てられる

具体的な成果と共に詳しく見ていきましょう。


入力業務の効率化につながる


社内で複数のシステムを利用している場合、各システムに営業や顧客に関するデータを入力しなければなりません。また、形式の異なるデータがあれば、適切にインポートできるように加工する手間もかかるでしょう。

基幹システムをSalesforceと連携することで、データの再入力が不要になり、作業が減ることで、誤入力や重複などのヒューマンエラーの防止が実現可能です。データの加工処理を自動化できれば、さらなる業務効率化につながります。


必要な情報をすぐに確認できる


コールセンターの業務効率化を目的としてSalesforceを活用するケースもあります。この場合、顧客からの細かい要望に応対するには、基幹システムに記録された顧客の詳細な情報や修理部品の納期といった情報が欠かせません。

基幹システムをSalesforceに紐付けることで、オペレーターは必要な情報を素早く確認でき、応対品質の向上につながります


情報の有効活用による顧客戦略が立てられる


基幹システムに含まれている詳細な売上情報や商品情報を活用できるのも、システム連携のメリットです。基幹システムからSalesforceにデータを移行することで、必要な情報を一つのプラットフォームで参照できます

また、基幹システムとSalesforceのデータ同士を組み合わせた結果、より精度の高い分析レポートの作成が可能になります。分析結果をもとに、営業・マーケティング活動の課題特定やアクションプランの策定、カスタマーサービスの品質改善などを実施すると良いでしょう。

さまざまな情報を一つに集約することで、精度の高い顧客戦略立案につながります。


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Salesforceと基幹システムを連携する方法


Salesforceと基幹システムを連携するには、Data Loader(データローダ)の活用、Web APIの開発、データ連携ツールの活用という3つの方法があります。ここでは、それぞれの連携方法を具体的に解説します。


方法1. Data Loader(データローダ)の活用

Data Loader(データローダ)は、Salesforceが提供するCSVファイル形式でデータの読み込みや書き出しができるツールです。

SalesforceにData Loaderをインストールするだけで済むのが利点で、独自システムの構築は必要ありません。ただし、基幹システム上の各データをCSVファイルに変換する必要があり、入力の手間がかかる点には注意が必要です。


方法2. Web APIの開発

自社要件に則ってWeb APIを開発すれば、柔軟性の高いシステム連携が可能です。Salesforceと基幹システムを連携する場合にも、比較的自由に機能を拡張できます。また、データごとにCSVファイルへの変換が求められるData Loaderに比べて、効率的にデータ処理を行えるのもメリットです。

Web APIでシステム連携を行う際は、スクラッチ開発を進めるケースが多いです。プログラミングをはじめとする知識や技術が求められるため、従業員の教育コストを念頭に置く必要があるでしょう。 


方法3. データ連携ツールの活用

データ連携ツールの活用は、3つの中で最も工数がかからない方法です。

データ連携ツールの多くは、データ形式の変換や出力先の振り分けといった作業を、マウス操作のみで実行できます。また、接続するシステムに応じてアダプターをインストールするだけで、スムーズなシステム連携が可能です。ノーコードかつシンプルな操作でシステム連携を行えるのが、データ連携ツールのメリットです。



Salesforceと基幹システムの連携ならデータ連携ツールを活用しよう


Salesforceと基幹システムを連携する際は、利便性に優れたデータ連携ツールの活用がおすすめです。ここでは、国内シェアナンバーワンの「ASTERIA Warp(アステリア ワープ)」を例に挙げ、データ連携ツールのメリットや活用事例をご紹介します。


データ連携ツールの特長・メリット


データ連携ツールを活用するメリットは次の通りです。

  • 専門技術がない方でも操作ができる
  • 大量データの連携も可能
  • 200社のSalesforce連携で利用されている実績のあるツール


専門技術がない方でも操作ができる


Data LoaderやWeb APIでシステム連携を行う場合は、ある程度の専門技術が必要です。一方で、アイコンのドラッグアンドドロップのみでデータ処理のフローを構築できるデータ連携ツールは、専門技術がない方でも容易に操作できます。


ASTERIA Warpでは、連携手順を指定する画面を「フローデザイナー」と呼びます。CSVファイルの取得やデータクレンジングといった処理をフローデザイナーで行う際は、アイコンをドラッグアンドドロップで指定します。あとはプロパティで処理方法を設定するだけで、一連のフローが完成する仕組みです。

Salesforce上では、次のような処理がノーコードで実行できます

  • 外部IDを使ったデータの取得・登録・更新

  • 外部IDを使ったデータ取得
  • 大容量データの処理要求と結果取得

  • 通信エラー時の自動リトライ

大容量データの連携も可能

データ連携ツールは、大容量のデータ処理に対応しています。特に、基幹システムのマスタデータを取り込む際には、データ連携ツールが大きな効果を発揮するでしょう。


SalesforceのBulk処理に対応したアダプターを利用すれば、数万件のレコードでもスムーズに処理が可能です。

200社のSalesforce連携で利用されている実績のあるツール

ASTERIA Warpは、Salesforce連携において200社以上の実績があるデータ連携ツールです。ツール自体の導入実績は9,800社を超え、16年連続国内シェアナンバーワンを誇ります。


ASTERIA Warpに「Salesforceアダプター」を実装することで、ツール導入後、すぐに基幹システムとの連携が可能です。ほかにも100種類以上のアダプターが用意されているため、さまざまなシステム同士の連携に活用できます。テスト接続や本番接続へと至る工程を最短で構築できるのは、データ連携ツールの大きな利点です。

活用事例

ここでは、ASTERIA Warpの活用事例をご紹介します。次でご紹介する3つの事例を参考に、データ連携ツールの活用イメージを深めてください。


事例①サーバー間連携の標準化により煩雑化の課題を解消


A社は、販売システムや会計システムといったシステム間連携の標準化による、データ連携をシンプルに一元管理するため、データ連携ツールを導入しました。しかし、システム数の増加によってデータ処理が煩雑化し、かえって業務効率が低下するという課題に直面します。


そこで、システム間連携をデータ連携基盤として標準化が可能なASTERIA Warpに切り替えを行いました。


ASTERIA Warpでは、データ送受信に関するログを一元管理できるため、システム数の増加に伴って複雑化するデータ処理を、一つひとつ正確に把握できます。ASTERIA Warpを導入した結果、データ処理の流れがシンプルになりました。


事例②Salesforceと基幹システムの双方向連携を実現


B社は、ASTERIA Warpを活用し、保守サービス管理システムとして運用しているSalesforceと基幹システムの連携を実現しました。


Salesforceアダプターの導入により、マスタデータの同期や、保守対応データの取得・更新を行えるようになりました。保守サービス担当が入力した情報を、営業担当や問い合わせ窓口が社外からでも確認できるようになり、1件あたりの作業時間の短縮につながっています。



「ASTERIA Warp」でスムーズなシステム連携を実現


Salesforceは、営業の案件情報や顧客情報を管理できる便利なツールですが、販売データや在庫情報、会計データなどを有効活用するには基幹システムとの連携が必要です。基幹システムとの連携により、入力業務の効率化だけでなく、顧客体験の向上、さらには戦略策定のスピードアップを実現できます。


Salesforceと基幹システムを連携するには、Data Loader(データローダ)の活用、Web APIの開発、データ連携ツールの活用という3つの方法があります。手間なくスムーズなデータ連携を実現できる「ASTERIA Warp」の活用がおすすめです。


ASTERIA Warpは、ドラッグアンドドロップやプロパティの設定などをノーコードで実現できるツールです。Salesforceアダプターを導入すれば、すぐに基幹システムとの連携が可能になります。

下のリンクからASTERIA Warpの詳しい資料をダウンロードできます。ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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編集部
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