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ERPの連携はどのように対応する?他システムとの連携方法をご紹介


ERPシステムは、会計や人事といった基幹業務のデータを連携するためのツールです。しかし、すべての外部システムに対応しているわけではありません。


CRM(顧客関係管理ツール)やSFA(営業支援システム)など、基幹業務以外の部門で導入されている外部システムのデータを取り込むには、ERPシステムとの連携が必要になります。


そこで本記事では、ERPシステムと外部システムの連携方法を詳しく解説します。外部システムの情報をERPシステムにまとめることで、データの活用範囲が広がるため、本記事を参考にして連携を行なってみてください。


目次[非表示]

  1. 1.ERPシステムと他システムの連携の必要性
  2. 2.ERPシステムの他システムとの連携方法
    1. 2.1.データベース連携
    2. 2.2.Webサービス(Web API)による連携
    3. 2.3.ファイル連携
  3. 3.ERPシステムとの連携におけるデータ連携ツールの活用
    1. 3.1.他システムとの連携がスムーズにできる
    2. 3.2.データ接続先が豊富なため拡張性がある
  4. 4.他のシステムとの連携でERPシステムの最適化を図ろう


ERPシステムと他システムの連携の必要性

ERPシステムには、会計システムや販売管理システムなど、基幹業務にかかわる幅広いシステムを統合できるというメリットがあります。しかし、ERPシステムは、社内で使用されているシステムのすべてに対応できるわけではありません


例えば、物流業や製造業など、業種によってはERPシステムに内包されない業務領域や業務プロセスが存在します。


また、ERPシステムには、顧客情報や営業活動のデータなどを取り込むケースもあります。このようなデータは一般的に、CRM(顧客関係管理)ツールやSFA(営業支援システム)などで管理されているため、ERPシステムの対象外です。


このように、ERPシステムの対象範囲に含まれないシステムの機能やデータを活用する際は、ERPシステムと外部システムとの連携が必要になります。


ERPシステムの他システムとの連携方法

ERPシステムと外部システムを連携する方法は、主に次の3つです。


  • データベース連携
  • Webサービス(Web API)による連携
  • ファイル連携


それぞれの特徴や連携方法について詳しく解説します。


データベース連携

データベース連携とは、別々のシステムに蓄積されたデータベース同士を紐付ける方法です。旧システムから新システムへとデータを移行するのではなく、システム間の既存データを組み合わせて新たなデータベースを構築する点に特徴があります。


データベース連携を行うには、データ連携に特化したツールの活用がおすすめです。


パナソニック インフォメーションシステムズが提供する「ASTERIA Warp」なら、ノーコードで手軽にデータ連携を実行できます。また、100種類以上のシステムに対応しているため、柔軟性や拡張性に優れているのもポイントです。CRMツールやSFA、クラウドストレージなど、幅広い外部システムと連携する場面で、開発工数やコストの削減につながります。


Webサービス(Web API)による連携

Web APIをはじめとするWebサービスを活用して、システム同士を連携する方法もあります。異なるシステム同士の機能を組み合わせて利用できるのがメリットです。


「HTTP/HTTPS」を活用することで、プログラミング言語が異なる場合でも通信を行えます。ただし、API連携が可能な外部システムはERPシステムによって異なるので、あらかじめ確認しておきましょう


ファイル連携

ファイル連携とは、CSVファイルなどのアップロードを通じてデータを連動させる方法です。


一括で複数のデータベースをアップロードできるため、旧システムから新システムへと新たなデータを上書きする際に役立ちます。業務処理と連携処理を切り離せるのもポイントで、データの連携作業中にトラブルが発生しても、メイン業務に支障が出るリスクを最小限に抑えられます。


ただし、データ量が増えるほど時間と手間がかかる点には注意が必要です。


ERPシステムとの連携におけるデータ連携ツールの活用

前述の通り、ERPシステムに複数の外部システムを連携させるには、ASTERIA Warpのようなデータ連携ツールの活用がおすすめです。ASTERIA Warpは、パナソニック インフォメーションシステムズが提供しているERPシステム「ビズインテグラル」のパッケージにも含まれているため、よりスムーズなデータ連携が可能です。


ここでは、ERPシステムパッケージにも含まれているASTERIA Warpの特長について解説します。


他システムとの連携がスムーズにできる

ASTERIA Warpは、システム同士を連携する際に、接続機能となるアダプターを実装する仕組みになっています。各種ビズインテグラルシリーズとの連携基盤としての利用だけでなく、既存システムやファイルフォーマット、クラウドサービスなどとの連携も可能です。


ASTERIA Warpの場合は、ノーコードでスムーズにシステム間のデータ連携が行えるため、高度なプログラミングの知識や特別なスキルは必要ありません。実際にERPシステムと外部システムを連携する際は、ドラッグ&ドロップの操作で連携フローを構築するだけで済むので、どんな方でも使いこなしやすいでしょう。


また、データ連携時のデータの抽出・変換といった加工の作業も必要ないため、業務負担を減らすことができます。


データ接続先が豊富なため拡張性がある


データ連携ツールでは、接続する外部システムに合わせてアダプターを実装します。


アダプターの種類は製品ごとに異なり、日々新たなシステムやサービスが登場しています。そのため、データ連携に対応しているシステムの数も、データ連携ツールを選ぶ際の重要な基準の一つです。


ASTERIA Warpの対応アダプター数は、業界トップクラスの100種類以上にも及びます。Salesforceやkintone、AWS、Microsoft 365などの外部システムとの連携が可能です。


他のシステムとの連携でERPシステムの最適化を図ろう

ERPシステムに外部システムのデータを取り込むことで、多角的なデータ分析へとつながり、意思決定や戦略策定の質が高まります。


システム間の連携をスムーズに行うには、データ連携ツールの活用がおすすめです。


パナソニック インフォメーションシステムズが提供するERPシステム「ビズインテグラル」では、データ連携ツール「ASTERIA Warp」を利用できます。Salesforceやkintone、AWSといった100種類以上の外部システムと連携できるのが特徴です。


大量のデータ連携が必要な場合は、ぜひASTERIA Warpの活用をご検討ください。


より詳細な内容をまとめた資料は、次のページからダウンロードできますので、チェックしてみてください。

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